isAdminは、Webの改ざん検知し、管理者に報告、必要に応じて自動的に復旧する製品です。本製品は、従来製品とは異なり、Webサーバにアプリケーションを搭載しません。その結果、安全性、運用性、利便性に優位性が生まれました。本製品は、中央官庁をはじめ多くの地方公共団体に導入されています。
機能一覧
| 製品名称 | 改ざん検知 | 自動復旧 | 稼動監視 | 性能監視 | ping監視 | 改ざん/更新の区別 | 更新の反映※2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Web改ざん検知システム isAdmin for Web Enterprise HTTP |
○ | × | ○ | ○ | ○ | △※1 | - |
| Web改ざん自動復旧システム isAdmin for Web Enterprise FTP |
○ | ○ | × | × | ○ | ○ | 即時 |
| File改ざん検知システム isAdmin for File Enterprise |
○ | × | × | × | ○ | × | - |
| ※1 | iSign機能により、改ざんと更新の区別が可能です(静的なhtmlファイルのみ)。htmlファイルの作成/更新時にはiSignを使用してMAC署名を行う必要があります。 |
| ※2 | FTPバージョンにおける、自動復旧元のファイルが更新された際にWebサーバに更新を反映するタイミングです。 |
| 製品名称 | 指定方法 | チェック範囲 | 動的コンテンツ | 元ファイルの管理※5 | プロトコル※6 |
|---|---|---|---|---|---|
| Web改ざん検知システム isAdmin for Web Enterprise HTTP |
トップURLを指定 | リンクをたどって検査※3 | × | 不要 | HTTP/HTTPS |
| Web改ざん自動復旧システム isAdmin for Web Enterprise FTP |
トップディレクトリを指定 | ディレクトリ配下全体 | ○※4 | 必要 | FTP/sftp/FTPS |
| File改ざん検知システム isAdmin for File Enterprise |
トップディレクトリを指定 | ディレクトリ配下全体 | ○※4 | 不要 | FTP/sftp/FTPS |
| ※3 | リンクをたどる際に、リンクと見なすタグは"A HREF=", "IMG SRC=", "FORM ACTION=", "FRAME SRC=", "AREA HREF=", "OBJECT DATA=", "EMBED DATA=", "APPLET CODE="です。なお、JavaScriptで組み立てているタグのパースを行うことはできません。また、たどる範囲は同一FQDN内のみです。 |
| ※4 | 動的コンテンツを生成しているサーバサイドのプログラムファイルをチェック対象とすることにより、動的コンテンツが改ざんされていないことをチェックします。 |
| ※5 | isAdmin 側でチェック対象のファイル(コンテンツ)を保持する必要があるかを示します。 |
| ※6 | isAdmin とチェック対象のサーバ間のプロトコルです。 |
| 製品名称 | 個別チェック※7 | 個別アラート※8 | e-mailによるアラート | SNMPトラップによるアラート | Winsowsメッセンジャによるアラート | 音によるアラート |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Web改ざん検知システム isAdmin for Web Enterprise HTTP |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| Web改ざん自動復旧システム isAdmin for Web Enterprise FTP |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| File改ざん検知システム isAdmin for File Enterprise |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| ※7 | 複数のチェック対象を監視する場合、チェック対象ごとに個別にチェックを起動することができるかです。 |
| ※8 | 複数のチェック対象を監視する場合、チェック対象ごとに個別にメールによるアラートをあげることができるかです。 |
| ハードウエア | Windows Server 2008/Server 2012/Server 2016/Server 2019が動作するコンピュータ |
| メモリ | 2GB以上を推奨 |
| ディスク | 5GB (+自動復旧を行う場合はWebコンテンツの容量)以上の空き容量 |
| OS | Windows Server 2019, Windows Server 2016, Windows Server 2012, Windows Server 2008 |